憧れの塾講師がブラックバイトになる理由とは

塾講師といえば、大学生がやってみたいアルバイトで人気のお仕事です。
しかし、最近の労働の実態からよくブラックバイトと呼ばれるようになりました。
なぜ、憧れのお仕事がこれほどまでにマイナスイメージな印象を受けるのでしょうか。

まず、賃金の問題から考えてみたいと思います。
たいてい、多くのアルバイト求人で塾講師を募集しているのは個別指導が大半です。
個別指導の場合は時給1,000円~2,000円が相場で、一般的なアルバイトより高額です。
また、交通費の支給もありますから、一見して分が悪いようには見えません。

しかし、塾講師だけで生活できるかといえば、そうではありません。
なぜなら、夕方から夜頃までしか働けないため、たとえ時給2,000円だとしても、
月給は2,000円×3時間×20日=120,000円(12万円)となります。
もし20歳を過ぎれば国民年金さらに40歳を過ぎてからは介護保険料など、
税金の支払いを鑑みても、とても月12万円の収入では生活できません。

だからといって、塾に通っている生徒さんの月謝を上げることも難しいでしょう。
なぜなら一人あたり1時間の個別指導で約3,000円~4,000円は支払っているからです。

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この時点で、第一志望の学校の入学試験に合格しないと相当なダメージを受けます。
これは、通塾している生徒さんや親御さんだけでなく、塾講師にもいえることです。
そのため、12月頃から2月頃にかけて講師は神経質になります。

また、スーツ着用が普通の授業スタイルですが、スーツを購入するだけでも、
1着30,000円くらいしますから、これも痛手ですね。

塾講師というと、講義台の上に立って好きな科目を教えているイメージですが、
仕事としては余裕があり責任感が強くないと務まらない仕事なのです。

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