命の源であり、生きるのには必要不可欠な水。最近ではその水を朝に飲むだけで、劇的な健康メリットがあることが明らかになりました。実際に、水を普段からよく飲む日本人とあまり飲まない欧米人では肥満率や糖尿病のリスクに差があることがわかります。
そもそもなぜ水なのか?
人間の体内にある水は体重のおよそ55~70%と言われている。体重50kgの人なら、約30リットルの水が体内にあるのだ。その構成は、約3分の2が細胞内液にあり、4分の1が細胞間液、残りの12分の1が血漿(けっしょう)中にある。 つまり、水は体内の栄養を循環させるための液体でありこれらがなければ人間は臓器不全に陥り永眠に至るのである。
どのような水分補給が理想的か
・朝の起床時に役160ミリリットルの水を飲む
・1時間、長くても2時間ごとに100ミリリットルの水分補給
これだけである、非常に明快かつシンプルだ。これを今日から実行するだけで肥満や高血圧などが解消されやすくなるのである。具体例を挙げてみよう。
老廃物の排出がよりスムーズになる
水は体から毒素と廃棄物を排出するのを助ける役割があります。
肥満予防になる
日常的に飲んでいるジュースや炭酸飲料、あるいはアルコール飲料の代わりに水を飲むことで、それらの持つカロリーを取らずにすむため、体重が減るのを助けます。また、水は食欲を抑える働きも持っています。また、「おなかがすいたな」と思っている時の多くは、実はのどが渇いているだけだという場合も多いようです。
心臓病を予防する
2002年5月1日のAmerican Journal of Epidemiologyに掲載された研究結果によると、1日コップ5杯以上の水を飲んだ人は、水をコップ2杯以下しか飲まなかった人よりも心臓病で永眠に至る確率が41%低いということです。
頭痛を止める
脱水状態が引き起こす症状には頭痛が挙げられます。頭痛がする場合、十分な量の水を飲んでいないことが引き金となっていることがあります。頭痛には、もちろんほかにも多くの原因がありますが、脱水症状はその共通の原因のひとつです。
ガンのリスクを減らす
先に挙げた消化器系への効果に関連して、水を飲むことで、結腸癌の危険を45%減らすことが分かりました。さらに膀胱癌の危険を50%減らし、乳癌の危険を減らすこともできます。
肌がたるまずに綺麗になる
水は皮膚をキレイにします。1週間十分な量の水を飲み続けると、肌の調子がよくなるでしょう。
いかがでしたか?普段から水筒や水飲み場に行く習慣をつけるだけで、かなりの健康効果が期待できます。
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