最近の進学校は「東大を目指すための勉強」だけをさせる、
そんな学校から最近、逸脱しようとしている学校が多々あります。
例えば、千葉県にある渋谷教育学園幕張は、
もともと県内の私立高校でも1位-2位を争うほどの進学校です。
東大への合格者数も毎年輩出しているほどの超難関校です。
ところが、最近はもともと学校生徒の英語力が高いことを活かして、
アメリカの大学に進学をすすめています。
東大よりアメリカの大学への進学という視点が異色を放っています。

次に都内の豊島岡女子学園は、数十年前は名の知れない地味な学校でした。
ところが、近年になって東大への合格者数がうなぎのぼりです。
東大御三家と言われていた桜蔭高校に迫る勢いなのです。
この急激な変化に学校側では毎朝10分程度の裁縫を行うことで、
集中力を高める取り組みを行っているとのことでした。
女子たちの間では「運針」といって受験現地でも行う人までいるようです。
また、これに合わせるかのように、
近年東京大学も国立大学初の取り組みとして推薦入試を導入しました。
30年ほど前では考えられなかったペーパー試験からの逸脱。
これからはセンター試験でも英語のリスニングだけでなく、
読み書き、さらには面接を導入する予定とのことです。
これからはもう単純な「試験勉強」の時代ではなくなってきているようですね。
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