ご当地料理巡り!美味しいものにはある「理由」が!

全国各地においしいものはたくさんありますが、基本的にはご当地でとれたもので作られたものが一番おいしいです。
今筆を執りながら思いついたのは、讃岐うどんです。
今はいろいろなところでお取り寄せで食べることができますが、やはり一番おいしいのは、打ち立てゆでたてなんです。
小麦粉と塩に水を入れてこねて、水の代わりにとろろ芋をつなぎにしたりする。たまにしたのを寝かせて、伸して切ってすぐゆでる。これほどおいしいものはありません。
筆者は宮城県の出身ですが、全国各地に行き様々な名物と呼ばれるものを食してきました。確かにおいしいものがたくさんありましたし、食を通じてたくさんの発見がありました。しかし、味という観点からすると、どうも南方の味は淡白な感じがしました。

 

 

おいしさには寒さが不可欠
とくに感じたのが魚介類の味の違いです。
四国で寿司を食べた際、「ン?」と思ったのが、魚介類の味の無さでした。それまでは、三陸沖でとれた新鮮な魚介類を食べていたので、その差を顕著に感じたのです。いったいなぜだろう?と不思議に思ったのですが、その理由は寒さでした。
よく耳にするのは、「寒晒」ということですが、寒い状態にすることによって甘さを引き出したり、うまみを凝縮したりしています。これがあるからこそ、本来持つ味が、よりおいしくなるのです。
リンゴのエピソード
昭和50年代、今のように流通網はまだまだ発達しきっていない状態です。ある人は関西の知人にリンゴを送りました。受け取った人は早速切って食べようとしたところ、「全部腐っていたから捨ててしまった」と話していたそうです。
寒い地域のリンゴには「蜜」びっしり詰まっていて、その透明な蜜がリンゴのおいしさをさらに深くしています。しかし、それを知らない人はこのようにしてしまったのです。文化や風土の差とはいえ、とてももったいないことです。

魚沼産コシヒカリがうまいわけ
コシヒカリは「越の国の光るような輝き」という意味で名づけられたのです。それだけ心血が注がれたのですね。北陸の寒さや雪、土、海風がはぐくんだからこそ、全国のみなさんの口においしく受け止められているのです。
本当に立派なできた人物が、人知れぬ様々な艱難を乗り越えてきたのと同様に、おいしいものは自然の厳しさをくぐってきたものばかりなんですね。

まとめ
行政面や経済面で、東北や北陸は様々な面で扱いが後回しになっていますが、そういったところにある食の宝を大切に扱ってほしいと思います。決して僻みでなく、このおいしいものを支えたり、発展させたりする心血は、やはり冬の厳しさを乗り越えたからこそ続くものなのだと思うのです。食べてみてはいかがでしょう?

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