家庭の資金を預かる主婦(夫)なら一度は経験のある「家計簿」。
今月はどのくらいの金額を自由に使えるのか、きちんと引き落としされているか、支払い忘れているものはないかなど、家計簿をつけることでしっかりと家庭のお金の管理ができますよね。
ただ、こまめに付けないと使った金額を忘れてしまったり、レシートをなくしてしまったりで結局続かない…。なんて人も少なくないと思います。
そんな三日坊主の方にもオススメ、話題の家計簿があります!
「づんの家計簿」
1年分が冊子になっている市販のものを使用するのではなく、1から自分流にアレンジして造っていくのが「づんの家計簿」。「づんの家計簿」では、その家計簿の書き方を紹介しているのです。
様式がきまっている市販の家計簿だと、項目が足りない…とか、ここはもっと項目欲しい…など書きにくさを感じるものがほとんどだと思います。
でも、「づん」さん流の家計簿だと、最終的には自分流に如何様にでもアレンジがきき、試しに一ヶ月書いてみて不都合があれば2ヶ月目からは修正を加えていったり、つけていくうちにオリジナルの家計簿スタイルができあがってていくんです!
だから、項目足りなくて書きづらい…などの理由で三日坊主になることが無くなるはずなんです。
揃えるもの
最初はづんさんの様式を真似て造ってみます。もちろん、そこから使いづらい部分があれば自分流にアレンジしてみましょう。
<必要な物>
- ルーズリーフ(オススメはB5版。ちょっと高くても裏写りしないものがオススメ)
- ファイル
- インデックス(無印良品のが分厚くてオススメです)
- ペン(3色くらいの細いペンがオススメ)
- マーカー(ダイソーのアッシュカラーがオシャレでオススメ)
- 定規(折り畳めるタイプがオススメ)
- 電卓

100均でももちろんOKですが、長く使うならしっかりしたものを買う事をオススメします。
フォーマット
まずは、基本のフォーマットを造りましょう。
1枚目の半分を使って、1ヶ月の決まった収入と支出を書き出していきます。
収入は旦那さん、奥さん、その他(臨時収入)の3つくらいで良いでしょう。
支出の項目としては
- 家賃
- 光熱費
- 車のローン
- 生命保険
- 携帯電話
などなど、通帳などと睨めっこしながら記入漏れのないようにしましょう。
私の場合は、私のメイン口座からの引き落としがほとんどで、毎月旦那の給料日に現金を下ろし、必要な分を入金しています。その金額を明確にするために
- 固定支出A(家賃、ローン、生命保険など固定されているもの)
- 変動支出B(電気、ガス、水道、楽天カードなど毎月変動のあるもの)
- 現金支出C(旦那の小遣い、習い事月謝など現金で渡すもの)
の3つに項目をわけて書いています。そして、口座にはA+Bの金額を入金しておく事にしています。ここは応用編と言う事で、まずは、基本のづんさん様式で書いてみましょう。
全体の収入支出がわかったら、収入金額から支出金額を引きます。その金額が1ヶ月のやりくり金額ということですね。
私の場合、この金額によって、その月の食費、交際費、外食はあまりしない方がいいかなど判断します。
ここまで書ければ、あとは出来るだけ毎日、使ったお金を忘れないうちに書き出していくだけです。できるだけ細かく。レシートどおりに書く事をオススメします。
月末集計
ただ実は、日々使った金額を書き込んでいくだけでは家計簿をつけている意味がなくなってしまいます。大切なのは、1ヶ月でいくら使ったか明確にする事です。

1ヶ月の最後には、食費、医療費、交際費など自分がどのくらい何にお金を使っているか知っておきたいものを項目立てして、今までの記録から集計していきます。マーカーで色分けしていくと分かりやすいと思います。例えば食費として項目立てしてもいいですし、もっと細かく知りたい人は主食、野菜、肉などで分けてもいいと思います。
この集計をきちんとすることで、今月は何に使いすぎたか、1週間でどれくらい使っているか、などが明確になり、次の月に気をつけていこう!という気持ちにつながります。
以上が、基本の「づんの家計簿」の書き方です。
ここから、カレンダーを書き足してみたり、一週間の予算立てをして1週間ごとに金額を集計してみた方がよかったり、自分流にアレンジを加えていきたくなってくるはずです。
最後に
私も市販の家計簿を8年程(毎年違うもの)、どれが一番使いやすいか試しながら使っていました。
でも、どれも最終的には使いにくくて、書くのが億劫になってしまうんです。でも、づんさん方式だと、たとえ気に入らない様式でも1ヶ月ごとに書き直しがきくし、使っているうちに自分に一番合った様式が出来上がっていくんです。
最初のうちは書くのが大変かもしれませんが、シールなんかも100均で可愛いものを見つけては貼付けたり。書いているうちに、どんどん愛着が湧いてきます。
最終的に自分が一番使いやすい様式が出来上がったらコピーして使えばOK!ぜひ、一度試してみてはいかがでしょうか。
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