子供の頃はあまり気にする事はなかったが、年齢を重ねるごとに気になる臭いとして、代表格として挙げられるのが口臭ではないでしょうか。
この時期は、風邪やインフルエンザ対策として、マスクを着用して外出する機会も少なくないでしょうが、ふとマスクの中で感じる自身の口臭に驚く事はないだろうか?
日本口臭学会常任理事の本田俊一先生によると、口臭の原因となりえる可能性が高い物は、粉物など口の中に残りやすい物、アルコールを含む糖類や炭水化物、発酵食品、ニンニクや玉ねぎなど臭いの強い野菜、そして香辛料といった食料品などとの事。
これら食料品単体では勿論の事、合わさる事によって口臭が発生する確率はさらに強まるので要注意との事だ。
対策としては、食べ終わった後に、唾液をたくさん出す事が有効で、食事をしている時にあまり臭いが気にならないのも、唾液により中和されているからで、唾液の自浄作用が口臭を防ぐ一番の方法の様だ。
食後に歯磨きは、多くの方が実践されている事だと思うが、実は逆効果で、舌の上には食べカスが残りやすく、またうがいをする事によって口中の唾液がなくなってしまうので、逆に口臭を強めてしまう事になりかねないとの事。
では何が一番良いかと言えば、唾液をたくさん出すためには、ガムを噛めば唾液の出が促進されるので、硬いガムなどを噛むのが効果的の様だ。
ガムの他には、舌なめずりをしたり、食後に水を含んでブクブクとうがいをするのは、頬の隙間に挟まった食べ物が取れるので、有効との事だ。
口臭対策として、今一度見直してみるのも良いのではないでしょうか。
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