プロレスラーNo.1を決める「プロレス総選挙」
3月12日にテレビ朝日系で放送された「現役・OBレスラー200人&ファン1万人がガチで投票! プロレス総選挙」。長い日本のプロレスの歴史の中で初めて歴代のプロレスラーの中からNo.1を決めようというものだ。

もともと午後8時58分から放送される予定だったが、その前のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)日本対オランダ戦が5時間に及ぶ大接戦であったため、番組自体のオンエアーは深夜0時13分からとなった。
現役のみならず往年のプロレスラーも集結:
この番組ではアンケートを基に、これまでの日本プロレス界で活躍してきたプロレスラーの中から投票で「本当にスゴイ」と思えるプロレスラーを上位20人選び出すというもの。
出演したプロレスラーには、現役で活躍する棚橋弘至やオカダ・カズチカといった現役プロレスラーもいれば、天龍源一郎や小橋健太、長州力といった往年の名プロレスラーも集結した。
深夜の放送にもかかわらず熱狂:
冒頭でも触れた理由から深夜に放送された「プロレス総選挙」。
それでも視聴率は4.8%と深夜番組では大健闘した数字となった。
そのうえ演出もさらに熱気あふれたものに。
まずは代々木競技場にリングを設置。MCは爆笑問題とウエンツ瑛士が担当し、ゲストにはアニマル浜口やSKE48の松井珠理奈といったプロレス好きで知られる芸能人たち、さらにプロレスラーも新旧の名選手が多く参加し、熱気と興奮に包まれたものとなった。
内容もトップ20を決める投票のほか、名勝負や名パフォーマンスなどプロレスの全盛時代をほうふつとさせるものだった。
まとめ:
最近ではお昼時や夜のゴールデンタイムにプロレスの試合を中継する機会もめっきり減ったものの、今回放送された「プロレス総選挙」での深夜にもかかわらず健闘した視聴率をたたき出したことは、プロレスの人気が今でも根強いことを示している。
スポーツ新聞によっては、ゴールデンタイムに放送しなかったことを惜しむ声もあるが、史上初の「プロレス総選挙」という番組の放送は、もしかすると今後プロレス人気がまた復活するきっかけになるのかもしれない。
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