葛西康祐と松島功を窃盗の容疑で逮捕
元々信用のない年金機構ですが、やはりとんでもないことをしでかしていました。
無職の松島功は旧社会保険庁のときに、部下だった葛西康祐に、年金個人情報を印刷させた資料を手に入れていたのでした。
その数は、少なくとも400人分と言われているので、実際はもっとあると思われます。
葛西康祐は、淀川年金事務所に務めていました。

指導調査という部署を担当していたのですが、さきほどの、かつての上司である無職の松島からの求めで、指示された氏名を検索させそのデータを印刷させていたのでした。葛西は自分のIDを使って年金記録にアクセスしていました。
- 名前:葛西康祐
- 年齢:39才
- 住所:大阪府熊取町自由が丘
- 職業:日本年金機構の元職員
- 名前:松島功
- 年齢:49才
- 住所:大阪府大阪市天王寺区上汐
- 職業:無職
葛西らが盗んでいた情報は名前、生年月日、基礎年金番号、住所など
現在判明しているのは、14年10月から16年2月までの期間で合計11回も盗んでいたようです。
範囲は20代から70代のようです。
この印刷された資料には、年金加入者の名前はもちろん、生年月日、基礎年金番号、住所など記載されていたようです。
警察は、情報が悪用された可能性もあるとして、この使途について調査しているようです。
これ以上の調べについてはまだ不明ですがおそらく、無職松島がなにか悪巧みをしていたのは想像できると思います。
松島自身が振込詐欺を働いていたのかもしれませんし、松島がそういう振込詐欺をするような怪しい組織に名簿を売っていたのかもしれません。
前もって氏名を指定して検索させていることから、元々なんらかの名簿などがあって、それを基に不正にアクセスして年金個人情報を手に入れていたのかもしれませんね。
手に入れた情報で、年金機構を名乗って悪事を働こうとしていたのかもしれません。
しかし個人情報の持ち出しはすでに2014年から行われていたので、すでに悪事を働いている可能性が高い気もします。
となれば、この葛西という人間も年金事務所で何食わぬ顔して、働きながら裏ではこのようなことをしていたとなると、誰もが許しがたい気持ちになるのではないでしょうか。
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