俳優の大杉漣さんが2018年2月21日に亡くなりました。急性心不全だったそうです。ホテルで食事をしたのち、腹痛を訴えてそのまま病院へ運ばれました。66歳という若さでした。
大杉漣さんといえばVシネマや劇団活動を経て、1993年の北野武監督「ソラチネ」に出演を果たしました。「ソラチネ」での演技が高く評価されて、映画界で不動の地位を得るに至ります。
「カメレオン俳優」との呼び声高い大杉漣さんですが、いつまでも自然体な方でした。若い監督の作品に出演したり、バラエティー番組もこなすような親しみやすい人柄です。
下積み時代が長かった大杉漣さんを支えた奥様は一般人

若かりし頃の大杉漣さん
大杉漣さん程の大物俳優ともなれば映画界からの信頼は厚かったと想像できます。しかしながら、大杉漣さんは、映画という枠にとらわれずバラエティー番組への出演もこなしていました。
そんなスタイルは、下積み時代が長かったことと関係しているのかもしれません。大杉漣さんの奥さんは、劇団員時代に研究生として入ってきた一般人です。結婚当初はお金もない上に、できちゃった婚ということもあり、大変な生活だったといいます。
苦しい経験があるからこそ、有名監督だから…とか有名俳優と一緒だから…などの打算無しに、映画を選ぶ目を持っているのかもしれないと思います。
息子は写真家の大杉隼平さん、娘はパティシエ?

息子の隼平さんもイケメンです。
大杉漣さんはできちゃった婚とのことで、息子さんと娘さんがいます。息子さんは有名な写真家の大杉隼平さん。雑誌・テレビ・広告などの写真家として活動されています。東日本大震災の後には、「みんなの空」プロジェクトの中心者となって写真展などを開催しています。
「みんなの空」プロジェクトとは、原発事故で外で遊べなくなった子どもたちに空の写真を贈るといった内容です。
福島の子ども達がつぶやいた
「空ってきれいだね。放射能を気にしなくていいんだよね。」
との言葉からはじまったプロジェクトです。
娘さんの方は、芸能活動をしていないので情報はほとんどありません。以前、大杉漣さんが出演した番組内で、娘さんの職業はパティシエだと発言しています。
大杉漣さんの死因は急性心不全!突然すぎる別れに息子さんは「頭の整理がつかない…」
大杉漣さんの死を受けて、息子である大杉隼平さんは、
「元気な状態から体調が急変してしまって…。急なことで頭の中の整理がつかない」
とコメントしています。
隼平さんは新潟で仕事中に大杉漣さんの訃報をきいたそうです。元気だった父親の突然の死に、戸惑いを隠せない様子です…

「ソラチネ」での演技は素晴らしかった…!
ご冥福をお祈りします。
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