阿部寛さんが新作映画の発表会に出席しました。「のみとり侍」は、千代田区にある東京国際フォーラムで披露され、多くの観客から素晴らしいという評価を得ています。
阿部寛さんといえば映画「テルマエロマエ」やNHK大河ドラマでみせる演技が光る俳優というイメージですが、出発地点がモデルだったことで、不遇の時代もあったようです。モデルには大きな武器となる高身長が、俳優としての道を邪魔するという皮肉な事実もありました。
そんな環境を乗り越えられたからこそ、現在の俳優としての阿部寛さんがあるということです。
阿部寛の芸能生活は「ノンノ」のモデルからはじまった…

もの凄くイケメンな若かりし頃の阿部寛さん
186cmの高身長を生かして、かつて阿部寛さんはモデルの世界で活躍していました。大学在学中の1983年にお姉さんのススメで応募した「集英社第3回ノンノボーイフレンド大賞」で見事優勝を勝ち取ります。モデル界の絶頂期だった当時に、投資用マンションを購入したとの話があります。
順風満帆の人生が待っているかと思いきや、バブル崩壊とともにマンション価格も下落。20代前半にして大借金を抱えてしまいます。俳優デビューを果たした当時は、仕事も思うようにいかず、かなり悩んでいたといいます。モデルをやっていた際に大きな武器となった高身長が、女性との2ショットが撮れないとの理由から、俳優業の壁になってしまったのです。
現在は「のみとり侍」に出演中の阿部寛さん

コメディもこなせる幅広い俳優、阿部寛さん
現在は、不遇の時代を感じいさせないくらいの有名俳優になった阿部寛さん。俳優をはじめた頃は、どんなに小さな役でも、オーディションを受けて全力でとりにいったそうです。努力が報われて、徐々にテレビや映画出演のオファーが舞い込むようになります。
小松重男さんの小説「蚤とり侍」を映画化した今回の作品で、阿部寛さんは
「この役を引き受けた時にはプレッシャーを感じたが、主人公と同様、周囲の皆さんに助けられて成長できた」
と語っています。
映画は5月18日公開予定です!
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