是枝裕和監督の「万引き家族」は近日公開!カンヌ最高賞

是枝裕和監督が、第71回カンヌ国際映画祭で最高賞となるパルムドール賞を受賞しました。日本がパルムドール賞を受賞するのは、実に21年ぶりという快挙です。

大きな話題となっている作品は、「万引き家族」です。万引きという犯罪で生計を立てるという一風変わった家族のお話。日雇い仕事をする父親とクリーニング店で働く母親、そして風俗店で働く妹などそれぞれが経済的に苦しい状況ながらも、助け合って一緒に暮らしていくうちに”家族”という絆で結ばれる登場人物たち…。家族の形が多様化する社会で、家族をつくることの意味を考えさせられる作品なのかもしれません。

是枝裕和監督は過去にはどんな映画を撮っているのか?

是枝監督は以前よりカンヌの常連だった!

是枝監督は、早稲田大学第1文学部を卒業した後に番組制作会社に入社。ADとして働きながら、ドキュメンタリー番組の演出家を務めて映画監督としてのデビューは1995年のことです。宮本輝の小説「幻の光」を映画化した作品でした。ヴェネツィア国際映画祭で金オゼッラ賞を受賞するなど、当時より是枝裕和監督の作品は高い評価を得ています。

その後も「誰も知らない」、「ワンダフルライフ」、「そして父になる」など数々の作品を世に送り出している方です。「そして父になる」は、第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した作品でもあります。

カンヌ国際映画祭最高賞を受賞した「万引き家族」とはどんな映画?

「万引き家族」は、死亡届を出さずに年金を受給し続けていたという実際にあった事件をもとに、是枝監督が10年構想を練ってつくられた作品だといいます。

映画を盛り立てる樹木希林さんの演技

貧しい5人家族の主な収入源は、祖母の年金と万引きで得た収入でした。経済的に苦しくとも笑顔が絶えない家族の姿に、ほのぼのさせられます。やがて、虐待を受けていた形跡のある「ゆり」が6人目の家族として迎えられることになりました。幸せに思えた家族も、あることがきっかけでそれぞれの人生を歩むことに…。本当の幸せや、家族の意味を問う話題作です。

樹木希林やリリー・フランキーなど、ベテラン俳優の演技にも注目!

ストーリーのすばらしさも然ることながら、「万引き家族」で注目したいのは俳優陣の演技です。家族の生活のかなめとなる年金を受給する祖母を演じた樹木希林さんは、髪をぼさぼさにして不気味な老婆の役に挑みました。

父親役を演じたリリー・フランキーさんは、お金がないながらも愛の溢れる父親を演じています。人を想う優しさと、どこか色気も感じさせる母親役の安藤サクラさんからも目が離せません。

ゆりとお風呂に入る母、安藤サクラさん

「万引き家族」は、2018年6月8日公開です!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です