1月21日、「第51回ミス日本コンテスト2019」の最終審査が行われました。ミス日本コンテストは1950年に始まり、毎年東京の京王プラザホテルで開催されます。今年のミス日本グランプリに選ばれたのは、愛知県出身の現役東大生の度會亜衣子さん（わたらいあいこ、21）でした。

度會亜衣子さんってどんな人？

ミス日本グランプリに選ばれた度會亜衣子さんについて調べてみました。

身長：１６６センチ
特技：フルート、フランス語
高校：愛知県立岡崎高校
大学：東京大学前期教養学部理科三類

「いろいろな分野のエキスパートから学ぶ機会を得たい」という理由でミス日本に応募したそうです。大学ではフランス語に最も力を入れており、週に9時間もフランス語の授業を取っているとのこと。大学卒業後もフランス語を生かす仕事に就くことが目標と語っています。

ミス日本コンテストってどんなもの？

現在では大学ごとにミスコンが行われたり、地方ごとに「ミス◯◯」がいたりと、ミスコンテストが盛んです。多くの人がミスコンは容姿が整っていて人気がある人が選ばれるのだと誤解していますが、本当はそうではありません。

ミス日本コンテストの応募資格は、日本国籍を持っており17歳から26歳までの出産経験のない未婚の女性とされています。また身長が155cm以上の女性限定なのがポイントです。また地方の予選を通過した人は、身のこなしや感性、さらにはより深い教養を身につけるための特別研修を受講しなくてはなりません。

そもそもミス日本コンテストは、第２次世界大戦の後日本とアメリカの友好関係を結ぶための、女性親善大使を選ぶことが目的でした。そのため容姿が淡麗なだけでなく、教養や知識を身につけていることが求められます。

歴代のミス日本グランプリ

歴代のミス日本には芸能界で活躍している人もいます。1988年の第20回ミス日本コンテストでは、叶姉妹の叶恭子さんが選ばれました。また1992年の第24回では女優でタレントの藤原紀香さんがグランプリを受賞しました。また現役医師でタレントの西川史子さんは1996年の第28回に「フォトジェニック賞に選ばれています。」

ミス日本には教養が求められるため、受賞後には芸能界に進まず企業に勤める人も多くいます。ミス日本グランプリの肩書きを生かし、コマーシャルに出演したり、広報として活躍することもあります。

度會亜衣子さんのこの先の活躍に期待しましょう。