米国内で続く抗議デモ 黒人差別問題がまたも再燃?

暴徒化した民衆たち

アメリカ国内で波紋を呼んでいる黒人差別の抗議デモ。その発端は2020年5月25日、警察官に殺害されたアフリカ系アメリカ人の黒人男性でした。白人警官からの横暴な取締まり方法によって殺されたとされるジョージ・フロイド氏。この事件は一夜にして世界中に拡散され、この日本でも少なからず影響が及ぼされています。

まず、ジョージ・フロイド氏の死によって動き出したのは発端国であるアメリカです。アメリカ各地で黒人を中心とした抗議デモが発生し、様々なショップが暴徒たちによって商品を奪われるというトラブルもありました。驚いたことに、その中にはホワイトハウスに落書きを行う人の姿も見られました。これらの騒動によって一部の州では自警団なども組まれており、混乱の度合いが汲み取れます。

しかし、ジョージ・フロイド氏の弟とされる人物が「兄はこのような暴動は望んでいない」と声明を挙げたことから、一部の冒頭たちによるトラブルは鎮静化しつつあるとのこと。

また、6月5日には警察の面々が彼の霊柩車に跪き、弔いをするとともに謝罪の言葉を述べたというニュースが報道されています。

全体としては、アメリカ国内の根強い黒人差別問題がまた表面に出てきた、といったイメージです。米国では黒人差別に異を唱えたキング牧師の登場から毎年こういったトラブルが引き起こされており、『人種の坩堝』と呼ばれる国であるがゆえに人種差別の問題から逃れられないように思えます。

#BlackLivesMatter とは?

さて、前述したようにこの事件によって日本にも影響が及ぼされています。

それが#BlackLivesMatter

このハッシュタグは直訳すると「黒人の命は大切」という意味となり、黒人への軽視や差別を非難する内容になっています。

日本では#BlackLivesMatterがツイッターで拡散され、著名人の中にも抗議ツイートを発信する人々が多く見られています。

ほぼ単一民族国家に近い日本では人種問題が身近ではありませんが、今回の件によって何世紀もの間続いている人種問題に対して改めて考えを巡らせる方も少なくはなかったのではないでしょうか。

SNSでは「警官の態度は過剰だった」「黒人たちは貶されていい存在ではない」という意見が過半数を占めていましたが、中には「暴徒化した民衆を見ていると人種問題が厄介なことがよくわかる」「洋服や食料を盗むのがデモ?」と一歩引いた視点から冷静に全体像を見つめる方も。

はたして、世界から人種問題が消える日は訪れるのでしょうか? 一人の黒人男性の死によって広がった波紋は、今後の世界にどのような影響を及ぼしていくのでしょうか。いつか、全ての人々が笑顔で輪になれる日が訪れることを願ってやみません。

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