緊張高まる朝鮮半島情勢に新展開 北朝鮮が軍事行動計画保留を発表

北朝鮮によって韓国開城市にある南北共同連絡事務所が爆破された事件は、未だ多くの人々の記憶に新しい出来事だと思われます。ニュース番組ではあまり報道されておらず、日本では主に新聞によって何が起きたかを推察することができます。再びキナ臭い情勢に戻りつつある北朝鮮と韓国。二国が関連するこの事件に、つい最近新展開が起こったことが韓国側の報道によって判明しました。


16日に北朝鮮によって爆破されたとみられる開城の南北共同連絡事務所の画像

23日、北朝鮮では金正恩朝鮮労働党委員長の指導の下で党中央軍事委員会予備会議がテレビ会議形式で開かれたとのことです。かなり物々しい展開ではあるものの、そこで党中央軍事委は朝鮮人民軍総参謀部が提起した北朝鮮南西部・開城への軍部隊展開などを中心とする韓国に対する軍事行動計画を保留したというのです。この事実は朝鮮中央通信によって24日に広く知れ渡ることとなったのですが、不可解なピースが存在しています。北朝鮮は軍事計画を保留した理由に触れていないというのです。

ひとまず続けての軍事的行動が打ち止めとなったことにホッとする現地住民が多いかもしれません。しかし、今後同じような爆破事件が起こらないとは限らないため、北朝鮮に対して韓国側がどのような姿勢で臨むかが注目されます。韓国は他にも問題を抱えており、日本との徴用工問題や駐韓大使のボルトン氏による回想録など、火種の勢いが止まない状況下に置かれています。そのため、今後韓国の文在寅大統領がどのような手腕を発揮するかが期待されています。これまで文在寅大統領は北朝鮮に対して平和路線を維持していましたが、北朝鮮が明確に軍事的行動に走った今、路線を変更するのか、それともこのまま半島の統一を目指して突き進んでいくのか、判断に注目が集まります。

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