2021年7月23日、コロナ禍の影響で1年遅れとなった東京オリンピックの開会式が国立競技場にて開催された。午後8時からスタートした開会式は4時間にも及んだが、観客は1人も動員することなく無観客で行われた。
SNSでは今回のオリンピック開催に関して酷評を呈する声も多かったが、開会式を生中継で見た視聴者の反応は違うものとなった。中でも、国立競技場の上空に描かれたドローンでの演出を撮影した映像(東京オリンピック 開会式 ドローンの様子)がYouTubeで公開され、16万回以上も再生された。
他にも…MISHAさんが開会式で国歌を斉唱し、圧倒的な歌唱力で周囲を魅了。NHKの公式YouTube(東京2020オリンピック・パラリンピック)では78万回以上も再生された。
柔道男子60kg級 金メダル獲得!
東京オリンピック2日目は本格的に競技が始まり、柔道男子60kg級の高藤直寿 選手(28歳)が日本勢で初めて金メダルを獲得。この階級で日本人選手が優勝したのは17年ぶりの快挙となった。
前回の大会で銅メダルを獲得していた高藤直寿選手は、初戦と2回戦で1本勝ちを決め込みましたが、準々決勝では延長戦に入りサドンデス試合となった。しかし、相手の反則負けにより勝利を収め、準決勝では前回の大会で高藤選手が敗れたカザフスタンの選手と対戦することに。こちらも延長戦に入り、11分を超える激戦となりましたが、最後は高藤選手が技ありを奪った。決勝戦では台湾の選手と対戦し延長戦に入るも、相手の反則負けで、高藤選手は見事に優勝を決めました。
試合後のインタビューでは「今までみんなに支えてもらって、この結果があると思います。コーチや監督に迷惑をかけてばっかりだったので、結果を残せてよかったなと思います」と涙ながらに感謝の気持ちを語った。
柔道男子60kg 結果発表
1位:高藤直寿 選手(日本)
2位:イェルド・スメトフ 選手(カザフスタン)
3位:ルカ・ムハイジェ 選手(フランス)
柔道女子48kg級 銀メダル獲得!
高藤直寿 選手に続いて、柔道女子48kg級の渡名喜風南 選手(25歳)は銀メダルを獲得。準決勝では2018年から2年続けて世界選手権で勝つことが出来なかったウクライナ選手を押さえ込み見事に勝利を収めたが、決勝では僅差で敗れてしまった。
渡名喜風南 選手が望んだ結果とは異なるものではあったが、初めてのオリンピックで見事に長年のライバルを打ち破ることが出来たのだった。
試合後のインタビューでは「自分の弱さが出てしまった。しっかりと、この負けを認めていきたい」と悔し涙を流しながら話した。
柔道女子48kg級 結果発表
1位:ディストリア・クラスニチ(コソボ)
2位:渡名喜風南(日本)
3位:ダリア・ビロディド(ウクライナ)
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